ニューヨークで見た、企業の最新動向

大手金融国際事業部、丸の内OLから一転、地方の老舗調味料メーカーの海外営業、新規市場開拓担当へ。マーケティング分野の楽しさを知り半年間日本のマーケティング会社を経験、渡米。日本で知りたかったリアルタイムでの情報を配信中。

IKEYA planning studioフラッグシップにみる、IKEYA新たな戦略

Ikea Planning Studioがマンハッタン、アッパーイースト59〜60stにできました。

このエリアにはハイエンドなインテリアブランドもあり、現代的だけど価格は抑えて!というミドルインカムというよりは、こだわっていいものを、というアッパーミドルクラスが素敵なインテリア雑貨などを探しにくるエリアです。

f:id:newyorkdream:20190427110522j:image

こちらのフラッグシップは名前の通り、お部屋のコンサルティングサービスを行うことを目的としたスペース。

f:id:newyorkdream:20190427110527j:image

お店で商品を買うことはできません。

あくまでショールーム

カフェもありません。

f:id:newyorkdream:20190427110705j:image

これはIKEYA がこれまで対象にしてきた、若い流行に敏感なお客さんたちは、目的アイテムのみ買う傾向にあったと思います。

しかし、これでは客単価が低い。

ある程度こだわりたいし、そのためそれなりの金額を払う気がある客に対しコーディネートサービス(無料)を提供することでまとめ買いしてもらい平均単価をあげることができるのです。

この戦略はIKEAの新しい収益増の戦略となるのか。また今後どのような展開を迎えるのか気になるところです。

 

店内

f:id:newyorkdream:20190427110714j:image

タッチパネルでお部屋に飾られている商品はすぐにオーダー可能。

f:id:newyorkdream:20190427110651j:image

ピックアップはブルックリン、スタテン島のみ可能。

f:id:newyorkdream:20190427110655j:image