Made by We フラッグシップ店にみる、WeWork次なる戦略
本日22日、全世界に拡大しているコーワーキングスペース、WeWorkが、カフェ、リテール、ドロップインシステムのコーワーキングスペースを兼ね備えた新しいスペースをオープンさせました。
行ってきたので、その特徴をご紹介。
(特徴)
①今後取り込みたいターゲットを明確化し
店舗が提供するサービス、ロケーション選びがされている。
ユーザーのターゲット:それなりの月額払ってweworkの会員にまでならないけど、おしゃれなところでコーヒー片手にパソコンいじりたい、若い人たち。(ミレニアル世代くらい)
そのために、
ロケーションはインテリア雑貨やアパレル店舗も多いグラマシーエリア。
またFITやSVAなど大学も点在し、学生も多いこのエリア選択なのだと思う。
チェックイン、チェックアウトもタッチパネルのみで操作。ストレスフリー。
②これまでなかった、リテール業へのチャレンジ。
これまでコーワーキングスペースとしてWeWorkを利用していたのは中小企業やフリーランサー。元々のユーザー層に製造メーカーの中小企業がいたかは不明だが、
いわゆる「スモールビジネス」をサポートしているイメージが強いことを利用し、
weworkコミュニティーに所属するスモールサイズのメーカーの商品を実際に販売するスペースをカフェに併設。
強みを活かした、新分野への進出を仕掛けているのだと思った。
評価できるポイント→
よくあるカフェ併設タイプのリテール業ですが飾り方がおしゃれ。
それぞれのブランドイメージを出そうとすると正直統一感がないし、
お店の雰囲気を壊してダサくなる傾向にある。商品には店の雰囲気にあったアイテムが
セレクトされ、説明がきも同じ大きさ、店の雰囲気にあったテイストのPOPになっている。
初日ということもあり満席っぽかったですが、
今後戦略通りに人、コミュニティーが形成されるか、
リテール業へ本格的に入り込むことを考えているのか?気になるところです。